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バブル青田が審査委員長？「美」のオスカーが「お笑い」へ

オリコン




　米倉涼子、菊川怜、上戸彩など、女優、タレント、モデル4000名が所属。『全日本国民的美少女コンテスト』を運営し、"美の総合商社"として知られるオスカープロモーションが、バラエティで活躍中の青田典子（バブル青田）を審査委員長に、お笑いタレントオーディションを開催する

　現在の“お笑い戦国時代”に満を持しての新人発掘参入。その理由は？
「今のオスカーは"美少女"のイメージが強いですが、かつては小野ヤスシさんやバラエティ系の人も在籍していたし、実は何年も前から『お笑い』をやる計画はあったんです。ちょうど今、『バブル青田』というわかりやすいキャラクターもいるので(笑)、このタイミングでオーディションを開催することになりました」（オスカープロモーション・担当者）

　今回は年齢・性別不問で、漫才、コント、ピン芸人、バラエティタレントなど、あらゆるお笑い志望者を大募集。多数のお笑い系プロダクションが存在するなかにあって、オスカーにはバラエティ番組へのプロモート実績に加え、こんな強みもある。

「今はお笑いでもビジュアルやファッションが大事。その点で、うちはビジュアルの作り方はうまいと思いますよ。ただキレイに仕上げるということじゃなく、キャラを立たせるコーディネイトをしたり、見せ方はいろいろありますから。また、最近はお笑いタレントから役者になる人も多いけど、うちは役者のプロモートも強いです」

　元C.C.ガールズのメンバーで、現在はお笑いタレントを向こうに回して、バラエティを中心に大活躍の青田典子“審査委員長”は、自身の経験をもとにこうアドバイスする。

「人って、みんな意外と同じような経験をしていたり、同じようなことを考えてたりするんです。なので、自分の本当の体験とか自分の欠点を話すと、人の心に響くんですよね。そこを怖がらずに話せるようになることが、おもしろさへの第一歩かな。それには素の自分を出す勇気や、自分の身を削る覚悟が必要だと思います」

　オーディション合格者はオスカーの所属となり、プロの放送作家を招いてのネタの作り方や、ダンス、ボイストレーニング、演技などのお笑いタレントとしての育成を受ける。さらにお笑いライブを開催、社内勝ち抜きバトルも同時に実施し、勝ち残った人が本格デビューできるという。本気でお笑いでブレイクを目指す人はチャレンジの価値ありだ。